アリエノールが一緒に仕事をするコニャックメゾン4社をご紹介します!

知り合ってから一番長い造り手は10年以上にもなりますが、自分で扱うようになって、同じコニャックを何度も試飲するようになって、どんどんそれぞれの造り手のカラーが明確になってきました。

 

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背景に使っている色はそれぞれのメゾンの色です。メゾンの色、というか私が感じるコニャックから感じるそれぞれの色。
左上から右下まで、順番に紹介させてください。

 

コンテ・エ・フィーユ

姉妹が造り出すコンテ・エ・フィーユです。
出会いは偶然。コニャックメゾンの訪問を沢山していた時に訪問したのがきっかけです。
今は姉妹2人とも、私のお姉ちゃんの様にとてもとても仲良しになりました。
…熟成セラーの暗証番号を教えてもらえるほどに。
そんなコンテ・エ・フィーユのコニャックの色は「白」。

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彼女たちのコニャックは『圧倒的ピュア!』
フローラルなコニャックで、コニャックを飲んだことがある人は、彼女たちのコニャックのピュアさに驚くはず。
特に3年、5年のピュアさが秀でていて、ロックやソーダ割で飲むとその華やかさが引き立ちます。

➡ 3年熟成はこちら

➡ 5年熟成はこちら

10年からは熟成して、深みが増えてきますが、それでもピュア。
彼女たちはあえて新樽の使用量を減らして熟成しているので、それも関係していますが、それにしても美しい。

➡ 10年熟成はこちら

XXO、15年熟成はお父さんが蒸溜し、Héritage、35年熟成はお祖父さんが蒸溜したものを引き継ぎ、彼女たちが熟成したものです。
どんどん深みが増していますが、どうやったらプティット・シャンパーニュだけでこれだけブレない純粋さを出せるのか。本当に素晴らしい造り手です。

➡ XXOはこちら

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ディスティレリー・デュ・ペイラ

友人が紹介してくれたので知り合ったディスティレリー・デュ・ペイラ。
父と息子の親子で造るメゾンです。
脂肪蒸留、ヴォアザン方式の蒸溜、と呼ばれる蒸溜時のハート部分をあえて多く選んでいます。この方式を取るときは、ブドウの品質にもこだわりが必要。
脂肪蒸留という名の通り、オイリーなコニャックになるのが特徴です。
そして彼らのコニャックの色は「赤」。

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私の中の永遠のテーマ、ランシオ。このランシオ香が出る要素の一つに、赤色果実の香りがあるんじゃないかと思ってます。あくまでも私が思っているだけですが。
その赤色果実香がしっかり出ているのがディスティレリー・デュ・ペイラ。
そしてバラの様な赤い花の香りを感じるのがディスティレリー・デュ・ペイラです。

VS、VSOPは共に熟成年数は短いものの、クリュと熟成年数の異なるコニャックをブレンドすることで、複雑さが感じられます。
少し赤い果実の香りも感じられるし、シナモンの様なスパイスやアプリコットなども感じられます。
どちらもソーダやカクテルにするのが個人的に好き。

➡ VSはこちら

➡ VSOPはこちら

先に父と息子が造り出すコニャックと書きましたが、XOについてはそれぞれがそれぞれの好みのコニャックを造っています。
息子が自分の好きな味を造り出したのがXO Solstice。

➡ XO Solsticeはこちら

そして父親が造り出したのがXO Old。

➡ XO Oldはこちら

試飲会等で今のところ、息子に軍配が上がっています。
XO Solsticeが一番赤い果実の香りを感じられ、XO Oldはカカオなどの深みのある香りとオレンジなどの軽やかさも感じられ、複雑さはお父さんに軍配が。
世代による好きなコニャックが変わるのも面白い飲み比べです!

 

マランシュヴィル

マランシュヴィルは友人が造り出したメゾンです。共にグランド・シャンパーニュの畑を持ち、代々蒸溜してきましたが、セラーに眠る家族の財産が眠ったままになるのはもったいないと、グランド・シャンパーニュのみのメゾンを作りました。
造り出したのはグレゴワとローラン。そしてグレゴワは夫のいとこの旦那さん。日本だといとこになるのかな。
なので、10年くらい前から知っている親戚です。
彼らのコニャックは、正統派!
グランド・シャンパーニュらしい華やかさと、ブレンドによる深みと広がりが感じられます。
柑橘フルーツの香りが特徴的なマランシュヴィルのコニャックの色は「黄色」。
若いコニャックはフレッシュな柑橘果実、熟成が長いコニャックは熟したり、コンフィにしたような柑橘果実が感じられます。

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アリエノールで一番人気なのがVSOP。
バランスが良く、古いコニャックを熟成していた樽で熟成した若いコニャックをブレンドすることで、最低熟成年数6年ながらもふくよかさが感じられます。
このソーダ割がとっても人気!

➡ VSOPはこちら

そしてもう在庫が終わりそうな10ans。
その名の通り10年熟成で、ロックからカクテルまで楽しめるのがコレ。

➡ 10ansはこちら

XOは10年以上熟成させたら名乗れますが、これは30年以上熟成されています。
長期熟成のグランド・シャンパーニュからしか得られないものってあるよね。
圧倒的なクオリティ。

➡ XOはこちら

そして限定品のN°5。
35年以上熟成されていて、力強さとフレッシュさを兼ね合わせています。
稀少な限定品!

➡ N°5はこちら

 

プラナ

プラナのオーナーは夫のいとこ。夫の家は代々蒸溜家で、今はいいとこ家族が蒸溜を行っています。プラナというブランドは昔から存在していましたが、数年前にジュリアンがブランド名を買ったことで再始動始めました。
再始動時にオーガニックコニャックのみを生産すると決めました。
彼らの色は「深緑」。

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プラナはハーブとかスパイス系の香りが特徴的なので、カクテルにしたときにビターとの相性がいいので深緑に。黒色と悩んだけど、ハーブ系の香りもあるし深緑かなーって。

クリュや熟成年数をブレンドするプラナは、カクテル向けのコニャックです。
どんなカクテルを作ってもブレない、そんなコニャックを造り出しています。

熟成年数は短いですが、ブレンドすることで深みが出ているVSやVSOP。
軽やかさと華やかさも兼ね備えているのがVS。

➡ VSはこちら

VSOPは数々のコンクールで賞を取っていて、複雑なカクテルを作ってもブレないベースになれます。

➡ VSOPはこちら

そして10Yearsはその名の通り10年熟成。
XOと呼べるのにその名を付けないのは、将来的にもっと熟成年数の長いXOを作りたいからだそう。
ストレートやオンザロック、カクテルと汎用性の高さはこれが一番!

➡ 10Yearsはこちら

そしてバーテンダーシリーズが3種類。
バーのバックカウンターに並べた時に恰好が良い黒色ボトルです。
それぞれアルコール度数が高いので、カクテルベースにして欲しくて作ったのがこのシリーズ。

➡ オスカーはこちら

➡ オーヴァープルーフはこちら

➡ シングルカスクはこちら

 

最後に

飲めば飲むほど特徴がつかめるし、それぞれの造り手を知れば知るほど、彼らの性格がコニャックに反映されてると感じられます。
お酒ってやっぱり面白い!