赤ワイン

シャトー・ド・フランス 2020年

Château de France
格付け委員会にも所属している実力派生産者。
酸とタンニンのバランスが良い、飲みたいときに飲んで美味しい赤ワイン。

カテゴリー:赤ワイン
生産地域:ボルドー/ペサック・レオニャン
使用品種:62%メルロー、38%カベルネ・ソーヴィニョン
熟成:12か月(新樽使用30%)
容量:750㎖
¥7,500 (税込価格 ¥8,250 )

同生産者のお酒

白ワイン:シャトー・ド・フランス 2021年

商品説明

ボルドーの南側に位置する、ペサック・レオニャンの赤ワイン。この地域はボルドーでも珍しく白ワインを生産していますが、赤ワインも優秀です。メドックの様な力強さを持ちながら、しなやかで優しい赤ワインを作るのがこの地域の特徴。
特にこのシャトー・ド・フランスはタンニンと酸のバランスが良く、ワイン初心者から玄人まで皆さんに楽しんでもらえるワインです。

合わせて食べたい料理

赤身肉のステーキが定番の合わせ。フルーツをしっかり感じるワインなので、ソースは肉汁にブルーベリーのジャムを合わせたものにも良く合います。スパイスのニュアンスもあるので、ステーキに粒の黒コショウを潰してかけても美味しい。
さらにチョコレートやブラックベリーのタルトにも良く合います。

ワイナリーについて

ボルドーから南に15km程度、レオニャンの最も高い斜面の一つに畑が広がっています。
白ワイン用品種は4ヘクタールのみの生産で、稀少なワインの一つ。
ピレネー山脈から流れてきた砂利が地表に露出し、粘土石灰質の下層土も持ちます。
このピレネー山脈から流れてきた砂利はグラーヴと呼ばれ、ボルドーの中でもペサックレオニャンを代表する土壌です
それにより地表温度が保たれ、ブドウの成熟に多大なる影響を与えます。

醸造方法

2011年ビンテージから:植物の破片を細かく取り除くための振動式除梗機を使用している。この除梗機はブドウを傷つけないだけでなく、設置面積が小さく、簡単に使えるので、効果的で環境にも優しい機会である。
振動台での選果
7~10日のアルコール発酵の後、温度管理下で134~85へクトリットルのタンクで醸しを3~4週間行う。
発酵温度:28~30度
タンクでマロラクティック発酵
半地下のセラーで12~14か月の樽熟成:30%の新樽、70%の1度ワインを使った樽(繊維が細かく、焼きが中程度)。2年目の樽はセカンドワインへ使用。
瓶詰め前にろ過。

ワイナリーとの出会い

私の趣味はワイナリー訪問。お客様と一緒に訪問することもありますが、一人でも時間ができたら訪問を行っています。訪問をするワイナリーを選ぶのは、偶然だったり、誰かの口コミだったり、SNSを見たりと色々。このワイナリーを訪問したのは、「ボルドーワイン格付け協会」に所属しているワイナリーなのに行ったことがなかったから。何度か試飲をしたことはあったので、ワインの品質が良いのはわかっていました。
ボルドーのワイナリー訪問は、どの生産者でも同じような流れで行われます。歴史の説明に始まり、畑、醸造、熟成とワイン造りのプロセスを説明してくれ、最後に試飲。
この時は運よく、なのか事前に私がワインの仕事をしていることを伝えていたからなのか、当主自らが案内してくれました。今思い返せば、メールを返してくれたのも当主のアルノー。
本人は無骨な見た目ですが、ワイナリー訪問をしながら色々雑談をしてくれました。仕事は具体的に何をしているの?と聞かれたので、日本でフランスのワインを販売したいと思っているんだ、とお伝えすると「今日本に輸出で来てないから、一緒に働けたら嬉しい」と言ってくれたのが始まりです。今まで何度か日本に輸入したいと言われたこともあるけど、タイミングや運が悪く、日本に入れることが出来なかったと。
ペサック=レオニャンでワイナリーを経営していて、歴史もあるのに日本に輸入されていないのが不思議なワイン。
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